限りない情欲、満たされぬ欲望の果ては、鮮血にまみれる狂気の結末が待っていた。
勉強一筋に生きてきた、エリートのモラトリアムな男女が、満たされぬ愛を遂げるための手段として選んだのは「心中」だった。
実際にあった東大生の事件をモデルとして、この古いようでも普遍のテーマをオーソドックスに描くロマンポルノ。
主演はピチピチギャル集団「ロマン子クラブ」の中沢慶子。
アダルトな雰囲気をもつ彼女が、ナイーブな面を持つ主人公を好演。監督はベテランの林功。
オーソドックスな演出ぶりは相変わらず好調である。
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